2009年08月05日

貧富の差が子供の学力の差、親の差が子供の差

貧富の差が子供の学力の差、親の差が子供の差

正直なことで言えば、「そんなことは嘘」であって欲しいものです。
あるいはあってはならないことのように思えます。

私も貧乏で、満足な高等教育を受けていませんし、ましてや親も知的能力が高いわけでもなく(決して卑下するとか、侮蔑するとかそんなことは決してありませんし、人生にマイナスしたとか決して思っているわけではありません)、父親もいませんでしたので教育を受けるという観点のみで考えると恵まれた環境ではなかったと言えます。

最近、そのようなことを口にすることが比較的表面化してきたようにも思えますが如何でしょうか。

以前はそのようなことを口にするのはタブーにも近いことでしたので感じてはいても決して言葉にすることはありませんでした。

最近、文部科学省が学力試験を行った際に100校の父兄への聞き取り調査を並行して行ったようです。

親の収入が高いほど、子供の点数が高い、
絵本の読み聞かせや新聞のニュース等の話をする家庭に限って、子供の点数が高い。

表現が違っていたらごめんなさい。

自分の子供のころを振り返ってみたら、確実にそんなことが言えます。

中には「鳶が鷹を生んだ」とも取れる子供がいないではありませんし、貧しくとも社会的地位の高い人や立派な企業の経営者に上り詰めた人もいますので100%とは言えませんが。

「お医者さんの子供がお医者さんになる」などもその顕著な例ですし、枚挙に暇がありません。

教育の機会は均等に与えられるのが理想ですが、お金の力や親の知的レベルや熱意によって大きく差が出るのは悲しいかな現実です。

学力が全てではありませんから、それによって人生を判断すべきではありませんがさまざまな機会にぶつかる毎に学力のある無し、それによって培った持続力や洞察力、論理的な物事の判断や対処方法は人生を歩む上で物凄い原動力であることは否めないものです。

悔しいけど、「貧富の差が学力の差、親の差が子供の差」は確実に私の前にも立ちはだかったものです。

それを跳ね除けるのは、大変な努力や経験が必要だったと言わざるを得ません。



Posted by mister_kei0918 at 22:51│Comments(0)
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