2009年04月23日

時には幕を引く決断も必要

時には幕を引く決断も必要

苦しい決断も時には迫られるものです。

決断をすることが明るい兆しをもたらすと思ってはいても過去のしがらみや経緯に取り付かれたり、拘ったり、体面や見栄、地位の保全や時には打算が働いたりもするものです。

会社を清算するときもそうでしょう。

私にはいまだ経験はありませんが苦しい決断を迫られるはずです。
お客様との関係、お金の清算、社員の行く末、自分の身の振り方、財産や在庫、備品の処分、経営者の業界での地位の清算、それに付随する社会的地位からの開放・・・・・

離婚もそうかもしれませんね。

財産分与の件もありますが、夫婦関係の清算は非常に悲惨さが伴ったり、大事な親権の問題や子供をどうするか・・・・・私が子供の頃に置かれた状況での体験談はいつの日にか書いてみたいと思っています。

恋愛の幕引きも苦しい複雑な心境が交錯するものです。
とりわけ男性のほうが、一般的にいつまでも未練がましく引きずる様子が伺えます。

親子関係も「勘当」などといって親子関係を無かったものにする風習?があったものです。

今でも勘当の言葉こそ余り耳にはしませんが、より複雑化、より陰湿化しているようにも思えますが如何でしょうか。

最近の存続的な事件や殺人を見ると、まさか血縁関係の犯罪とは思えないようなものが多く見受けられます。

昨日は業界団体の幕引きが決議されました。

50年も続いた由緒ある団体ですが、時代の波には逆らえませんでした。

構造的に変化する社会情勢や経済は否応なしに企業や団体を襲い始めています。

護送船団方式として昔は崇められた企業団体も最早、その機能を失いかける時代となってきました。

長い歴史の中で必死になって企業団体を創設し守り続けてきた諸先輩たちの思いを考えるときに、どうにかならないものかと思ったりもしますが、時代の流れは情けを掛けてはくれませんし、容赦はありません。

これからは一つ一つの企業が独立独歩。
自分の足でしっかりと歩んでいくことが要求されます。

歴史の幕を引くことは大変に勇気のいることで決断を要しますが、時には心を殺してでも思い切ることも要求されるようです。



Posted by mister_kei0918 at 16:55│Comments(0)
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