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2009年03月12日

憂うべきことなのか、可哀想なのか、喜ばしいことなのか

今時の子供たちは・・・ビジュアルな時代の恩恵?

最近は小学校の6年生に租税教室の先生をすることが多くなってきました。
私の6年生の頃とは隔世の感があります。

子供たちに触れるのは大変有難いことですし、第一元気を頂きます。

私というおじさんが、彼らのエネルギーを幾らか頂いている、若しくは吸収しているという感じでしょうか。

体は大きいし、精神的にはたぶん私の中学3年生位と比べても遜色はないと思われます。
しっかりしているなと実感をさせられます。

物事の理解が早いですよね。

子供に限らず、若い方々も含めて極めて理解力があり、しかも吸収が早いような気がします。

これは私の勝手な気づきですが、
彼らがカラフル、ビジュアルな世界に生まれている、

生まれた頃から、そんな環境に馴染んでいる、
社会が、周りが全てそのような状況にある、

教材・教科書やテレビ、漫画にしてもカラフル、ビジュアル、
静止画ではなく、理解しやすい動画に囲まれている、

教える人々のスキルが上がっている、



などなど。

私などの世界は、モノクロ、静止画、それもラフ状態。
教える教材や人のスキルも今ほどではなかったようにも思えます。

当然、見た目が違うだけではなく理解のスピードの度合いが違います。

カラーになるだけでも興味を引きますし、理解しやすくも出来ています。
それに音声が加わるわけですから、押して知るべし。

私どもが今の子供や若い方々に適うわけがありません。
最初から勝負になっていないと言っても過言ではありません。

それが恵まれた社会であるかは議論の余地を残すところであり、自然に、無邪気に、のんびりと過ごせた時代を過ごした私どもが良かったのかは今のところ見当がつきません。

いずれにしろ、こういう時代を生き抜くには今時の子供たちの様でないとついには置いてきぼりを食らうことにもなってしまいます。

過剰な情報洪水の中で逞しく生き抜くためにはそれなりの力が備わっていないと社会から置き去りになってしまいますし、足手まといやそれこそ格差の激しい中で底辺をうろつくことにもなってしまいます。

厳しい時代です。

憂うべきことなのか、可哀想なのか、喜ばしいことなのか。  


Posted by mister_kei0918 at 07:58Comments(0)